15周年の企画展という大仕事を任命され、4/12にセントレアを出発し4/24に帰国しました。出発前からも黄熱病だの狂犬病だのA型肝炎だの予防接種でたくさんの菌を体に注入し、ブラジルの情報を収集し荷物の準備、USAとブラジルの電子ビザの取得など慣れないことをたくさんやって出発前からヘロヘロ状態でした。 でも今となればすべてが良い経験です。 ブラジルにいる間はカナダやコスタリカ、ブラジルの研究者たちと昼夜を共にし、川の調査をしました。 もちろん日本語なんて通じることもなく 片言の英語とポルトガル語とジェスチャーでの会話でした。なんか格好よさげに聞こえますがほとんどがグーグル翻訳ですよ。 今の世の中は本当に便利です。 幸か不幸か大きなトラブルもなく無事に帰国でき、急ピッチで企画展の準備です。 ご覧いただいた方もいるとは思いますが 6/1のおもしろ飼育コラムで近藤が「パンタナール展準備中」と題し、準備段階の様子を紹介してくれました。 バックヤードで粛々と地道に準備を続け、 徐々に形が見えてきて、 「美しきカエルの世界」展示の終了と同時にラストスパート。 水槽を置いて配管をつないで木や石などレイアウトしてようやく完成しました。 トトラボでも「パンタナール旅行記」と題して 旅の出来事を時系列にまとめ上げた超大作もありますのでこちらも是非楽しんでいただきたいと思います。 現地で何をしたのかほぼ全てが紹介されています。 おすすめですよ。 移動も含め約2週間のブラジル出張。大島と河合が現地で調査してきたパンタナール大湿原をできるだけ忠実に再現しています。我々が見て感じて体験したプラタ川を皆様にも疑似体験していただき、アマゾンではないブラジルの大自然を体感して欲しいと思います。 それでも…。 あーやっぱり展示だけでは伝えきれない!!! ということで夏休み限定フロアトークを行います。 8/4、11、12、25の16:00~16:30の間 大島か河合が企画展スペースにいますのでパンタナール大湿原に行って感じたことを生の声でお伝えします。 上記以外の日でも企画展スペースには顔を出しますので(神出鬼没にはなりますが)、見かけたら気軽にお声がけください。 お待ちしております。 Tweet